春はきっと 

                  門倉さとし詞
                                       加治 彰之曲

    1 春はきっと 山のむこうで
       まるいえくぼを ふくらませ
      風のハモニカ ふいている
       あの人のように 大きなうたを
         空にうかべて 駈けてくる

    2 春はきっと 山のむこうで
       あさの光を あびながら
      雲のハンカチ ほしている
       あの娘のように やさしいうたを
         空にうかべて 駈けてくる

    3 春はきっと 山のむこうで
       大きな手のひら 動かして
      雪の綿入れ しまっている
       なかまのように あったかいうたを
         空にうかべて 駈けてくる